はだの・湯河原温泉 万葉の湯とは?

神奈川県秦野市にある「はだの・湯河原温泉 万葉の湯」は、“身近な場所で、湯河原の名湯に出会える”をコンセプトにした温泉施設です。
ここで使われているお湯は、すべて湯河原の源泉を毎日運んでいるもの。
本格的な名湯を、秦野の地で味わえるという贅沢さが魅力です。
秦野駅から徒歩約12分とアクセスも良好で、登山や観光の帰り道に立ち寄るのにもぴったり。
忙しい毎日の中で、ちょっと一息つきたいと思ったときに、ふらっと訪れたくなる距離感も嬉しいところです。
「遠くへ行かなくても、ちゃんと癒される場所がある」そう感じさせてくれる、やさしい温泉郷でした。
同じ神奈川県にある横浜みなとみらいの万葉倶楽部と比べると、よりシンプルでコンパクトな造り。
派手さはないけれど、その分だけ落ち着いた時間が流れていて、“地元に寄り添う癒しの湯”という言葉がぴったりです。
営業時間と料金とアクセス方法

🕰 営業時間:24時間/年中無休
日帰りでも宿泊感覚でくつろげるのが魅力です。
夜遅くのリフレッシュや、休日の朝風呂にも最適。
💴 料金
・大人(中学生以上):2,180円
・子ども(小学生):1,030円
・幼児(3才~未就学児):820円
・3歳未満:無料
料金には、館内着・バスタオル・フェイスタオルのレンタルが含まれており、手ぶらで立ち寄っても安心なのが嬉しいポイントです。
🚍 アクセス
小田急線「秦野駅」から徒歩約12分、または無料シャトルバスで約5分。
今回は土日に施設を利用しましたが、私以外に1人しか乗っておらず、とても空いていました。
露天風呂とサウナ

お風呂はシンプルに、内湯・露天風呂・石風呂の3種類のみ。
「はだの・湯河原温泉 万葉の湯」は、湯河原にある「湯河原183号」という自家源泉を所有しており、毎日タンクローリーでフレッシュな源泉を運び込んでいるそうです。
泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。
無色透明・無味無臭ですが、体の芯までぽかぽかと温まり、湯上がりの肌はしっとりすべすべになります。
サウナは2種類。
女性エリアでは、塩サウナと、体感温度約100℃の高温サウナを楽しめます。
暴力的なロウリュを体験してみたかったのですが、今回は時間が足りず断念…。

浴衣は入口で好きな種類や色を選べるスタイルで、そのちょっとした楽しみも万葉の湯ならでは。
お気に入りの色を選ぶだけで、気分もふわっと華やぎます。
リラクゼーションエリアについて

お風呂のあとは、リラクゼーションエリアでゆったり休憩。
テレビを見ながらのんびりしたり、漫画を読んで横になったりと、思い思いの時間を過ごせます📖
写真に写っているひざ掛けの奥には、本気で寝られるリラクゼーションエリアがありました。
静かな照明とほのかな木の香りの中で、寝息が聞こえてくるほど皆さんぐっすり。
マットが一枚敷かれているだけなのに、その寝心地が想像以上によくて驚きました。
お食事処について

営業時間:11:00~24:00(ラストオーダー23:00)
ロッカーキーのバーコードを使って注文ができるので、財布を持ち歩かなくていいのが便利です。




温泉のあとの辛いものって、どうしてこんなに美味しいんでしょうね。
体がぽかぽかして、心まで満たされていくようでした。
さいごに:コンパクトな万葉の湯

「はだの・湯河原温泉 万葉の湯」は、横浜みなとみらいの万葉倶楽部に比べると、およそ3分の1ほどのコンパクトな規模です。
でもその分、どこかあたたかくて、肩の力を抜ける雰囲気があります。
静かな館内、やさしい照明、そして地元の方が穏やかに過ごしている空気。
お風呂・サウナ・リラクゼーション・お食事。
すべてが必要なぶんだけ、ちょうどいい。
遠くまで出かけなくても、こんなにも満たされる時間があるんだと気づかせてくれました。
次に訪れるときは、ロウリュを体験して、もっと“ととのう秦野時間”を味わいたいと思います。
 
  
  
  
  

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