全人口の約6%といわれている、HSS型HSP。
好奇心旺盛で新しいことに惹かれる一方、「ひとつのお仕事がなかなか続かない…」と悩むことも少なくありません。
今回は、そんなHSS型HSPさんが自分らしく力を発揮できる、向いているお仕事についてご紹介します。
向いているお仕事について

ひとつのことに飽きやすく、好奇心旺盛なHSS型HSPさん。
「お仕事が長く続かない…」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?
でも、それは裏を返せば、「新しい挑戦に踏み出せる勇気がある」ということなんです。
HSS型HSPは、刺激が強すぎると疲れてしまうけれど、刺激が弱すぎると退屈してしまう。
ですので、ちょうどいいバランス感が大切です。
さらに、一人の時間をしっかり確保できる仕事を選ぶと、心地よく働けます。
ここでは、そんなHSS型HSPさんが、自分らしく働ける方法を3つご紹介します。
❶ 起業する・個人事業主になる

HSS型HSPはとてもマイペース。
好奇心で一気に走り出すときもあれば、疲れや緊張でゆっくり休みたいときもあります。
「常に同じペースで働くこと」を求められる環境では負担になりやすいので、個人事業主やフリーランスといった働き方はぴったりです。
自分の裁量で動けるからこそ、周囲に合わせすぎるプレッシャーから解放され、飽きにくく、自分の工夫を存分に発揮できます。
私自身、今の仕事はノルマも出勤の強制もなく、のびのび働けています。
もちろんデメリットもあって、体調を崩せばそのまま収入が減ることも…。
でも、不安がゼロになることなんてないものです。
それなら、好きなことを選んだほうがずっと健やかです。
❷ パラレルワーク(複数の仕事を持つ)

HSS型HSPは「飽きっぽい」と言われることもありますが、実は変化を求めるからこそ力を発揮できるタイプ。
だからこそ、複数の仕事を並行するパラレルワークはおすすめです。
たとえば「新しいことを開拓する仕事」と「ひとつに集中して没頭する仕事」を組み合わせると、どちらの欲求も満たせます。
そのときの気分やモードに合わせて取り組めるので、メリハリも生まれ、飽きにくいんです。
さらに収入源を複数もつことで、経済的なリスクを分散できるのも安心。
「ひとつの職場にずっといなければならない」という考えにしばられなくても大丈夫です。
私も普段は仕事をしながらSNSやnoteを更新したり、時々ちょっとした単発バイトを入れたりして、心の安定を保っています。
効率化されすぎたルーティンワークはすぐに飽きてしまうので、注意です。
❸ コンサルタント業

HSS型HSPは、情報収集や分析が得意。
データをもとに仮説を立てて検証していく過程は、強い好奇心を満たしてくれます。
ただし、コンサルタント業として成立させるには、何かの分野で成果を出したり、専門性を築いたりする必要があります。
「飽きやすい」という特徴もあるけれど、逆に「興味をもったことはとことん極める」強みを活かせば、独立して活躍できる道も拓けます。
向いていないお仕事について

逆に、HSP気質にとって負担になりやすい仕事も知っておきましょう。
- 営業職、金融、不動産
- 飲食店スタッフ、チームリーダー
- コールセンター、窓口対応、受付
これらは競争やスピード感、対人対応が常に求められるため、敏感な気質には消耗しやすい分野です。
私自身、過去に挑戦した仕事はすべてこの中に入っていて、長く続きませんでした。
「迷惑をかけちゃいけない」「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めるのではなく、合わない環境からは勇気を持って離れることが大切です。
さいごに:長所を活かそう

HSPで「仕事がつらい⋯」と感じる方は多いですが、HSS型HSPには挑戦心・探究心・柔軟性という大きな強みがあります。
大切なのは「自分に合った環境を選ぶ」こと。
無理をせずに働ける場を見つければ、才能は自然と発揮されます。
今回の内容が「自分に合った仕事とは?」を考えるきっかけになれば嬉しいです。
 
  
  
  
  

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